Research procurement preparation

研究目的から、説明できるGPUサーバー見積へ

「高性能GPU一式」では、予算説明、構成比較、設置確認、受入試験が曖昧になります。研究テーマと代表計算を起点に、必要性能、比較案、設置条件、納品時の合否を一つの資料へ整理します。

Documents

予算検討から発注まで、同じ技術条件を使います

概算構成

GPU、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク、設置条件を含めた入口案です。価格・納期は変動条件を明記し、正式見積と区別します。

比較表

安価・高価という並べ方ではなく、対象ジョブ、GPUメモリ、並列性、拡張、電力、保証、受入範囲を同じ列で比較します。

仕様書案

研究上必要な要件を、検証可能な条件へ変換します。特定型番を必須とするかは、技術理由と所属機関の調達方針を確認します。

設置確認表

ラック、奥行、重量、受電、コンセント、空調、騒音、搬入、ネットワーク、セキュリティを事前確認します。

受入試験案

部品認識だけでなく、指定ソフトウェア、代表入力、結果の合否、実行ログ、再起動後の再現まで定義します。

運用範囲

OS、CUDA、MPI、コンテナ、アカウント、ジョブスケジューラ、監視、バックアップ、更新、サポート境界を決めます。

Comparable options

複数案は、目的と評価軸をそろえて作ります

目的必ず記載する差分向いている判断
成立優先案代表ジョブが動く最小条件を明確にするメモリ余裕、同時実行、拡張、受入範囲の制約必要最低限と将来リスクを分けたい
バランス案現在の代表ジョブと利用人数に余裕を持たせるGPU枚数、CPU、メモリ、ストレージ、保証、運用支援主用途と予算の釣り合いを説明したい
拡張重視案将来のGPU増設、利用者増加、別用途を見込む増設できる部材、電源・冷却余力、未購入部分、将来の再確認条件初年度と次年度の計画を分けたい

「最大搭載8GPU」と「後から同じGPUを8枚まで増設できる」は同じではありません。GPU対応、電源、冷却、部材供給、混在可否を増設時点で再確認します。

Specification draft

仕様書案には、測れる言葉を使います

曖昧な表現確認可能な書き方の例
大規模AIに対応対象モデル、精度、コンテキスト、同時実行数、推論エンジン、完走条件を記載
高速なGPUを搭載GPU製品、メモリ容量、枚数、冷却方式、必要精度、対象コードを記載
十分なメモリ総容量、DIMM構成、空きスロット、チャネル、増設条件を記載
高速ストレージ用途、容量、媒体、冗長性、想定I/O、OS・scratch・データの分離を記載
動作確認済みソフトウェア版、実行コマンド、代表入力、期待出力、許容差、ログ提出を記載

表現は案件ごとに調整します。競争性、型番指定、同等品、検収方法などの扱いは、所属機関の調達担当が定める規程に従ってください。

Schedule risks

見積提出日だけでなく、納品までの確認点を逆算します

  1. 内部期限:予算申請、比較見積、仕様確定、決裁、発注、納品、検収、支払の各期限を所属機関へ確認。
  2. 技術確定:代表入力、GPU枚数、CPU・メモリ、設置条件、ソフトウェア、受入基準を確定。
  3. 供給確認:GPU、筐体、CPU、メモリ、NIC、NVLink等の部材在庫と見積有効期限を確認。
  4. 設置準備:ラック、受電工事、空調、ネットワーク、搬入、利用者アカウントを準備。
  5. 検収:受入入力と担当者を事前に決め、納品後に判断できない状態を避ける。

GPUサーバーの納期は構成と時期で変わります。申請書上の希望日と、見積で確定する出荷・納入条件を区別してください。

Funding rules

資金制度と所属機関の規程は、必ず最新版を確認

日本学術振興会は、科研費の管理を研究者の所属研究機関が行うと案内し、補助金分と基金分などで使用ルールが異なるため、対象となるルールの確認を求めています。GPUサーバー購入の適否、手続、必要書類、期限は、対象年度・研究種目の公式ルールと所属機関の経理・調達担当へ確認してください。

ServerGearが支援するのは、GPUサーバーの技術要件、比較案、見積条件、設置・受入内容の整理です。資金制度上の適否や学内手続を決定するものではありません。

FAQ

よくある質問

GPUや機種が未定でも概算相談できますか?

可能です。研究目的、コード、代表入力、利用人数、設置場所、予算枠、希望時期から比較条件を作ります。

予算申請用に複数案を比較できますか?

可能です。成立優先、バランス、拡張重視などを同じ評価軸で整理します。正式価格と納期は各見積で確認します。

仕様書案ではメーカーや型番を指定すべきですか?

調達方法と機関規程によります。必要性能と受入条件を先に言語化し、型番指定の可否は調達担当へ確認してください。

科研費で購入できるか判断してもらえますか?

判断できません。対象年度・研究種目の公式使用ルールと所属機関の規程を確認してください。技術仕様の整理は支援できます。

納品後の受入試験も仕様に入れられますか?

可能です。指定ソフトウェア、代表入力、実行コマンド、結果の合否、ログ、運用手順を事前に定義します。

Primary sources

制度確認の公式窓口

Prepare a comparable quote

条件が未確定でも、比較できる構成案から始められます

用途を事前選択し、GPU、枚数、本体、CPU、メモリ、ストレージを順番に確認できます。未登録・未確定条件は見積時の確認事項として残します。

本ページはGPUサーバーの技術要件整理を目的とした一般情報です。資金制度上の購入可否、調達手続、会計・税務・法務判断は、公式ルールと所属機関の担当部署へご確認ください。