Hopper GPU server selection

H100・H200 GPUサーバーを、実際の計算条件から選ぶ

H100とH200は、名前だけを比較しても適切な構成は決まりません。必要なGPUメモリ、GPU間通信、CPU・メモリ、電源・冷却、使うソフトウェアをそろえてから、1GPU・4GPU・8GPUの候補を絞ります。

Compare exact products

まず「H100」「H200」のどの製品かを区別します

同じH100/H200でも、PCIe、NVL、SXM/HGXでは形状、電力、GPU間接続、搭載されるサーバーが異なります。ここでは、構成アシスタントで比較しやすい H100 80GB PCIeH200 NVL 141GB を中心に整理します。

確認項目H100 80GB PCIeH200 NVL 141GB見積時の判断
GPUメモリ80GB HBM2e141GB HBM3e代表ジョブのピーク使用量に、ランタイムや通信の余裕を含めます。
形状PCIeカードPCIe、デュアルスロット、空冷筐体の物理スロット、保持金具、エアフローを確認します。
複数GPUサーバー仕様と接続方式を個別確認NVIDIA公式では2-way/4-way NVLinkブリッジ構成を案内ソフトウェアがどの通信方式を使うかまで合わせます。
電源・冷却GPUと筐体の正確な仕様で確認公式仕様では最大600W(構成可能)GPUの合計値だけでなくCPU、ファン、ストレージ、冗長電源を含めます。

注意:上表はGPU単体の選定入口です。実際に搭載できる枚数、NVLink部材、電源、冷却、対応OS・ドライバはサーバー型番ごとに正式確認が必要です。

Selection criteria

GPUメモリ容量だけでは決めない6つの理由

1. 精度とデータ規模

FP64、TF32、BF16、FP8など、必要な数値精度で対象GPUの適性が変わります。モデル重みだけでなく、活性値、KVキャッシュ、FFTグリッド、近接リストなど実行時メモリも確認します。

2. GPU間通信

複数GPUで性能を伸ばすには、アプリケーションの並列方式とGPUトポロジーが一致する必要があります。単純なGPU枚数の増加が、同じ比率の短縮を保証するわけではありません。

3. CPUとホストメモリ

前処理、I/O、MPIランク、データ供給がCPU側で詰まることがあります。CPUソケット数、メモリチャネル、容量、NUMA配置をGPU構成と一緒に決めます。

4. ストレージとネットワーク

チェックポイント、学習データ、trajectory、スクラッチI/Oの量を確認します。複数ノードへ広げる場合はNICとスイッチも構成の一部です。

5. 設置条件

ラック奥行、電源電圧・回路、発熱、騒音、搬入経路を先に確認します。高密度GPUサーバーは、一般的なオフィス電源だけでは設置できない場合があります。

6. 受入試験

GPU認識だけでなく、代表入力の完走、エラーの有無、実行時間、温度、電力、再起動後の再現性を合否条件にします。

Quote preparation

見積依頼に含めると、構成確定が速くなる情報

  1. 用途:LLM推論・学習、Quantum ESPRESSO、LAMMPS、CFD、自作CUDAなど。
  2. 代表ケース:モデル名、パラメータ数、入力ファイル、原子数、格子、現在の実行時間、同時ユーザー数。
  3. 希望条件:GPU候補・枚数、納品希望時期、予算枠。決まっていなければ未定と記載。
  4. 設置環境:ラック、電源電圧・容量、空調、ネットワーク、搬入上の制約。
  5. 必要範囲:ハードウェアのみ、OS/CUDA設定、アプリ導入、代表ジョブの受入試験、運用手順書。

この情報を基に、GPUだけでなくCPU、メモリ、ストレージ、ネットワークまで一つの構成として確認します。正式価格、在庫、納期、保証、対応可否は見積時点の条件で回答します。

FAQ

よくある質問

H100とH200はどちらを選ぶべきですか?

必要なGPUメモリ、メモリ帯域、利用するソフトウェア、GPU間通信、設置可能な電源・冷却条件で判断します。代表ワークロードの実測または再現可能なベンチマークを用意すると、過不足を減らせます。

GPUメモリはGPU枚数分を単純に合算できますか?

物理的な総容量と、1プロセスから利用できるメモリは別です。データ並列、テンソル並列、MPIなど、アプリケーション側の分割方式を確認してください。

価格と納期をすぐ確認できますか?

正確なGPU型番、枚数、筐体、CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク、保証条件で変わります。構成を選び、正式見積をご依頼ください。

1GPUから相談できますか?

可能です。最初に代表ジョブを成立させ、結果を見て4GPU・8GPUへ広げる案も作れます。将来増設の可否は最初の筐体選定時に確認します。

Primary sources

仕様確認に使用した公式情報

Build a configuration

H100/H200の条件を引き継いで、本体候補を比較

GPUと希望枚数を事前選択した状態から、対応するサーバー本体、CPU、メモリ、ストレージを確認できます。

本ページは構成検討のための一般情報です。正式な製品仕様、価格、在庫、納期、保証、搭載可否は見積書・メーカー資料・契約書面でご確認ください。